ジャーマンベーカリーの歴史

1932年(昭和7年)に創業者の河野元弘が長崎で培ったパン技術とパン職人を招き、福岡県直方市大正町にジャーマンベーカリーを創業。1934年に直方駅前の明治町通り(現はいから通り)に移転。モダンな作りのお店で、炭鉱の町直方ではとても「はいから」な店舗でした。
創業当初はパンを提供し、みなさまに愛されてきましたが戦争もあり店は一時中断を余儀なくされました。
戦後まもなく創業者の元弘が兵役中の同僚からシュークリームの作り方を伝授された事が始まりと言われてます。
シュークリームは丸型が一般的な形をしてますが、元弘が作ったものは細長いエクレアの形でした。
理由は「細長い方が食べやすい」という元弘のこだわりにより、ジャーマンベーカリーのシュークリームはエクレアと同じ細長い形となりました。
現在では創業当時の直方店は2016年に店舗老朽化により閉店となってしまいましたが、1987年に小竹店、2018年12月に飯塚花瀬店に店舗を構え、創業者の元弘が作り上げてた昔と変わらない製法で、皆様に長年愛される美味しいシュークリーム・エクレアを提供し続けております。

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沿革

1932年 福岡県直方市大正町に初代河野元弘がジャーマンベーカリーをオープン
1934年 福岡県直方市古町の明治町通り(現はいから通り)にジャーマンベーカリーを移転
1937年 シュークリーム・エクレアを発売
1954年4月 有限会社ジャーマンベーカリーに商号変更
1987年4月 ジャーマンベーカリー小竹店をオープン
1994年7月 河野洋一が代表取締役に就任
2014年4月 神田眞理が代表取締役に就任
2016年3月 ジャーマンベーカリー直方本店の店舗老朽化に伴い閉店
直方本店の閉店に伴い、本店拠点を小竹店に移行
2018年12月 ジャーマンベーカリー飯塚花瀬店をオープン
セントラルキッチンを併設
現在に至る